瞬く星の隙間に。

自分を極限まで殺してまで他人と関わる必要はあるのか。雨。風。祈り。大切な人はもう失った。ただただ心の中で信じてた。17歳の頃は大切な人と大人になったら幸せに過ごすんだと勝手に思い込んでた。でも19歳の今、裏切られ続けられることが多くて何もかも嫌になってしまった。所詮、赤の他人だったのだ。あの人は最後私に対してこう言った、自殺は自己陶酔であり、例え周りの人から慕われてたとしても、それが肉親であっても、「あーあ、死んじゃった。」としか思われないと。そのことを私に言って何が言いたかったのか、まだ私にはわからない。深夜、2人でコンビニに行った。寒空の下、ふと空を見上げてみるとプラネタリウムのような光景が私を圧巻し、瞬く星の数を数えるので精一杯だった。それが、最後の思い出。ただ、あの人と関わった3年間、一筋の光さえ見い出し、心から本当に救世主だとも思った。それはもう面と向かって伝えられないが感謝をしている。あの人と出会わなければ知らなかった知識、知らなかった人間関係、知らなかった景色、知らなかった思い出。決して忘れることの出来ない言葉。

 

 

私は、人形じゃない。